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    <title>出会いで変わる</title>
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    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>
    <subtitle>出会いで変わる人生について解説しています。</subtitle>
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    <title>言葉が人生を変える</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
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    <summary>出会いが人生を変えることがしばしばありますが、書物にもそんな力があります。性格的...</summary>
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        <![CDATA[<p>出会いが人生を変えることがしばしばありますが、書物にもそんな力があります。性格的なものもあるのでしょうが、私の場合は本からの影響を受けてきました。ちょっとしたことの場合もありますが、人生の分岐点での決断にかかわった書物もあります。私の経験を少し話しましょう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>書物によって自分の人生が影響を受けているということを自覚した時に、それは悪いことには思えません。それよりも良かったことととらえています。具体的な例を挙げますと山崎方代の作品です。彼は「放浪の歌人」「無用の達人」と呼ばれています。彼の言葉に私の世界観が変わったと思っています。</p>

<p>私の好きな歌の中に「こんなにも湯呑茶碗があたたかくしどろもどろに吾はおるなり」というのがあります。ご存じの人はいるでしょうか。湯呑が温かかったために自分がしどろもどろになっているのです。彼の素朴さがこのような歌を作らせたのでしょうか。日常生活の中で忘れてしまっていたものを、私に思い出させてくれるのです。</p>

<p>それからもうひとつ紹介しましょう。「手のひらに豆腐をのせていそいそといつもの角を曲がりて帰る」という歌です。豆腐を持っている手のひらの様子が目に浮かぶような歌です。こんな小さな喜びこそが幸せなのではないだろうかと私に教えてくれるのです。</p>

<p>「ゆくところ迄ゆく覚悟あり夜おそくけものの皮にしめりをくるる」という歌もあります。この歌は前の二つに比べると少し違っています。男の覚悟というものを真剣に謳っているのです。この言葉は私の心に響いています。他の人がどう感じているのかはわかりません。それでも私にとっては世界観を変えるような言葉なのです。ちょっとした言葉に影響受けやすい私です。それを自覚できている私のことを、自分は好きなのですね。</p>]]>
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    <title>バリの思い出</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
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    <summary>私がバリに行った時の思い出を話してみましょう。もう数十年前のことです。一度だけの...</summary>
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        <![CDATA[<p>私がバリに行った時の思い出を話してみましょう。もう数十年前のことです。一度だけの旅行でしたが、とても魅力的なものでした。バリは私の心を癒すにはうってつけの国でした。そのころの私は日本での暮らしに疲れ果てていたのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>その旅行が私の人生を変えました。バリで暮らすことを本気で考えるようになりました。その理由はなんだったのでしょう。バリ特有の時間の流れ、亜熱帯の空気は日本では味わうことのできないものでした。それらすべてが私を癒してくれました。観光でみたバロンダンスは夢にまで出てくるのでした。シークレットダンスと言われる初潮前の少女を魅了してしまうダンスで、とても印象的なものでした。</p>

<p>中沢新一の著書にあります。サンヒャン・ドゥダリという秘儀舞踏のことです。バリには独特の魅力があります。私はその魅力に惹かれていったのです。</p>

<p>見知らぬ国での新しい出会いもありました。ホテルのボーイと親しくなることができました。彼にバリのことをたくさん聞きまくりました。日本であれば考えられないことかもしれません。日本のことを聞きたがる人はいないのではないでしょうか。彼は親切に私の質問に答えてくれました。私は彼に魅力を感じたのかもしれません。帰国してからも文通という形で連絡を取り合っていましたが、次第にそれも消えて行きました。</p>

<p>あの時彼が言いました。「今度は僕の家に来てほしい」と。それがいつの日か実現するのではないかと私は今でも思っています。現実にはバリに行く予定はありません。しかし、彼のことを思い出すたびに、バリでの魅惑的な日々がよみがえってくるのです。彼との出会いがその後の私の人生観を変えているのです。彼と再会する日を心待ちにしている自分がいるのです。根拠もなく再会できると考えているのは不思議な気持ちなのです。</p>]]>
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    <title>ネットでの縁</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>

    <summary>ネットで縁というとちょっと変な感じですが、面白い話を聞きましたので紹介しましょう...</summary>
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.bereatownforum.com/">
        <![CDATA[<p>ネットで縁というとちょっと変な感じですが、面白い話を聞きましたので紹介しましょう。mixiと言うのはご存知でしょうか。インターネット上で友人を作ったりできるサイトです。その中では友人のことをマイミクと呼んでいます。マイミクには現実の友人もいますし、mixiで知り合った友人も混在しています。</p>]]>
        <![CDATA[<p>ある日、その人がマイミクのリストを眺めていた時のことです。出身大学と学部学科が同じ男性を見つけたそうです。大学で学部学科が一緒だと、共通の話題がたくさんあります。先生のことなどが話題として出てきますから、何となく親近感がわいてきたそうです。大きな大学だったそうですが、偶然にも同じ学科だったのです。その男性の日記が書かれていましたので、それを読んで見たのです。そしてびっくりしたことには、小学校の名前が同じだったそうです。年齢も違っていたようですが、たまたまmixiで見つけた人が小学校と大学が同じだったということです。</p>

<p>ふたりの人生は全く別のところを歩んでいたのですが、mixiを通して意外と近いところだったということがわかったのでした。全くの偶然なのでしょうか。その女性は迷わずメッセージを送ったそうです。それまではメッセージは送ったことがなかった人なのです。男性側からもすぐに返事がきました。大学と小学校の懐かしい話で盛り上がったことは言うまでもありません。</p>

<p>小学校のことが懐かしくなって、自分の田舎の小学校まで足を運んだそうです。休日でしたので小学校時代の友人と連絡を取ってみたそうです。インターネットは無機質で人間的ではないというイメージがありますが、なんだか不思議な縁を感じたそうです。友人たちと話をしてみると、みんなも同じように共感してくれました。古い友人とのつながりがこのような形で蘇るということを知ることができました。めったにないような素敵な話なのです。</p>

<p>出会いと言うものはいつも新しいとは限りません。過去に合ったことのある人なのかもしれません。人と人が出会うということは、それが偶然であっても何かの縁と言うことでしょうか。</p>]]>
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    <title>旅は新しい出会いの始まり</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>

    <summary>旅に出ると必ず新しい出会いがあります。旅が好きで何度も出かけていますが、香港での...</summary>
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        <![CDATA[<p>旅に出ると必ず新しい出会いがあります。旅が好きで何度も出かけていますが、香港での出会いについて話しましょう。香港が中国に返還される前のころ、二人で旅行に行きました。</p>]]>
        <![CDATA[<p>僕の旅行のパターンはいわゆる観光地には行かないことです。その旅行でも行ったのはタイガーバームガーデンぐらいでした。それではどこに行くのかというと現地の人が暮らしている中に入っていくのです。公園や下町の屋台とか、九龍地区の路地裏も行きました。日本人が行かないようなところを目指して散策するのです。日本人がいることに現地の人が驚くこともしばしばです。歓迎されないことも多いのです。下町の屋台では臓物を大鍋で煮込む料理が多くあります。僕はおいしそうな屋台を見つけて食べてみました。とてもおいしかったのです。旅行に来た甲斐があったと思いました。自分が好きな谷岡亜紀の歌の心境がわかったような気がしました。</p>

<p>タクシーの運転手はだいたいがおしゃべり好きです。どこから来たとか、何回目だとか質問が飛んできます。20代の若い運転手と片言英語で会話をするのです。一時間もないぐらいの時間ですが打ち解けた話ができました。日本の流行歌のことやその他いろいろのことを話しました。意外なことですが、香港には日本の情報がかなりあるようです。日本のアーティストのことをよく知っているのです。到着するまでに話がはずみすぎたのでしょうか、彼は料金を受け取ろうとはしなかったのです。</p>

<p>そこまでしてもらうことはなかったのですが、彼の行為を無視するわけにもいきませんでしたから、そこは代わりのものとして日本円を渡したのです。僕が香港で出会ったこの若い運転手がとても印象に残っています。出会いと言うのは特別な出来事があるわけではないのです。その時の自分の感情と相手の気持ちがマッチした時に、素敵な出会いになるのではないでしょうか。</p>]]>
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    <title>僕の恩師</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
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        <![CDATA[<p>学校のころの先生すべてが恩師というわけではありません。僕は小学校のころは先生というものがあまり好きではありませんでした。そんな僕ですが、ひとりだけ恩師と呼べる先生がいます。それから先生というものを好きになったのです。</p>]]>
        <![CDATA[<p>それは小学校4年生の時のことでした。父の仕事のため僕は頻繁に転校して言いました。性格的には明るかったので、新しい学校に行ってもすぐに友達ができて、遊びに夢中になることができました。遊んでばかりいたので、先生から見れば問題児だったのでしょう。もちろん成績は悪かったのです。当時は3段階評価でしたが、一番良い評価をもらったことは一度もありません。先生からの評判が悪かったせいで自分も先生が好きになれませんでした。恩師という言葉も僕にとっては無縁だったのです。</p>

<p>そんな日々の小学4年の時に田舎の学校に転校しました。両親の勧めで学習塾に通うことになったのです。進学塾ではなく学校の復習をさせるようなのんびりした塾でした。僕の担任は若い女の先生でした。最初に勉強の進み具合を見るための診断テストをしたのです。もちろんテストは好きではなかったのですが、はじめて塾に来たことで一生懸命解いたことを覚えています。結果を期待していたわけではありません。それまでの成績でいい点数がとれるとは思っていませんでした。しいて言えば国語より算数の方がましという程度でした。</p>

<p>テストの結果を手にした先生が言いました。僕はどう言われるか何となくわかっている気がしました。今までの先生がそうだったからです。しかし、意外な言葉を先生は言ったのです。「それは算数が得意なのね」という言葉でした。僕ははじめて褒められた気がしました。間違いだらけの解答用紙を見て、悪いところではなくよいところを見出してくれたのでした。その時の僕は嬉しくてたまりませんでした。</p>

<p>あの時の気持ちを今も忘れることはできません。あれがきっかけとなって僕は算数をがんばるようになったのです。出会いというものは思いがけないものです。それまでの人生観を変えてしまうこともあるのです。あの時の先生の一言だけで、僕は先生を恩師と思っています。</p>]]>
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    <title>祖父との出会い</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
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    <summary>出会いと言っても家族の場合は生まれながらにして、出会っているようなものです。それ...</summary>
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        <![CDATA[<p>出会いと言っても家族の場合は生まれながらにして、出会っているようなものです。それでもその関係が自分の生き方に大きく影響していることがあります。私と祖父もそのような関係でした。</p>]]>
        <![CDATA[<p>私の祖父は満州で終戦を迎えたそうです。ソ連軍の捕虜となっていたこともあります。帰国してからは地方都市の助役として仕事をしていました。戦争経験者によく見られるような中国、日本の歴史の書物が祖父の家にもたくさんありました。僕は祖父の家に生まれたので、出会いはその時からですが、真の出会いずっと後になります。</p>

<p>小さい時にはほとんど祖父と接した記憶がありません。その頃の時代ですから当たり前だったのかもしれません。祖父はあまり人と話をするタイプではなかったこともあります。それから、僕が大学で中国文化を専攻することになって、祖父との会話が始まったのでした。ある日、祖父が僕に聞いたのです。日本が戦争に敗れて、アジア各国は独立を果たしてきたが、それをどう理解すればよいのかという、僕にとっては大きすぎる問いかけでした。</p>

<p>もちろん祖父は僕に答えを期待していたわけではありません。僕も答えられませんでしたが、そんな問いかけをしてくれた祖父のことが、僕は驚きと同時に嬉しかったのです。祖父に対する自分の見方が変わりました。この日こそが真の出会いであったと感じられるのです。ずっと一緒に暮らしてきたのに初めて出会うというのは変な言い方です。</p>

<p>祖父が他界してもその時の答えは出ていません。これからも出ることはないでしょう。僕のライフワークとなっているのです。あの時の祖父の言葉がそれからの僕の人生を変えたことは明白です。出会いが人を変えるということを実感したのです。一緒に暮らしていてもすれ違いの人生というものもあるのです。出会いは人と人が面と向かってお互いを認識しあうことではないかと思っています。祖父との出会いが僕の生き方を変えてくれました。そして、今ここに僕はいるのです。</p>]]>
    </content>
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    <title>青春時代の出会いと別れ</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>

    <summary>高校時代の友人というのは親友と言ってもいいのかもしれません。僕の親友はライバルで...</summary>
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        <![CDATA[<p>高校時代の友人というのは親友と言ってもいいのかもしれません。僕の親友はライバルでもあり戦友という関係でした。親友であったのにあることをきっかけに彼と合わなくなってしまい、そして再会した時には葬儀場だったのでした。そんな僕と彼とのことをお話します。</p>]]>
        <![CDATA[<p>僕たちは普通の高校生でした。特別不良というわけではなかったのですが、時々学校をさぼったりして先生に怒られました。そのころの高校生としては普通だったのです。僕らは趣味が一緒だったので、いつも行動を共にしていました。「傭兵部隊」「20世紀最後の真実」「アメリカよ！あめりかよ！」といった書物を読み合っていました。落合信彦の作品です。青春まっただ中の僕たちは男らしさ、男の友情と言ったことに強烈に魅力を感じていました。そんな話をとめどもなく語り合ったものでした。</p>

<p>そして大学受験となり、お互いに希望大学に入学したのでした。高校時代の感情は持ったままでした。しかし大学4年の就職活動の時期に変化が現われました。僕はそれなりの企業に就職できたのですが、彼は就職活動に失敗したのでした。</p>

<p>熱い情熱を抱いていたからこそ、破れた夢の衝撃は大きかったのです。周りからみると大げさすぎるほどでした。彼は僕に一人前になったら会いに来ると言い残して去って行きました。その時の僕は彼を留めることができませんでした。彼は僕に挑戦状を突きつけたのです。彼とはいつまでも親友でいるということを疑ってはいませんでした。一時的に連絡を取らないだけのはずでした。</p>

<p>しかし、今彼の遺影を前にして思うのです。再会の約束は果たせませんでしたが、いつかは僕も死ぬのですから、その時にはまた会えるだろうと。その時を楽しみに僕は一生懸命生きているのです。彼の言葉を思い出すたびに自分の中に力が湧いてくるのを感じます。彼はいつでも僕の中にあり、僕に力を与えてくれるのです。彼との出会いと別れがなかったら、今の自分はないといってもよいでしょう。人との出会いが人生を変えるということを僕は彼との関係で実感しています。</p>]]>
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    <title>出会いは運命</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>

    <summary>男女の出会いには運命を感じることがよくあります。その偶然ともいえる出会いで人生が...</summary>
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        <![CDATA[<p>男女の出会いには運命を感じることがよくあります。その偶然ともいえる出会いで人生が大きく変わってしまうことがたくさんあるからです。神秘すら感じます。物語の中での出会いのことを紹介しましょう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>「トリスタンとイゾルデ」という中世ヨーロッパの悲恋物語のことです。知っている人もいるでしょうが、ワグナーの楽曲として有名です。物語自体は「アーサー王と円卓の騎士」の中の挿話です。主人公の王女イゾルデに対する王妃の愛情が物語を悲恋に変えていくのです。王女イゾルデはコーンウォールのマルク王の下に嫁ぐことになります。アイルランドからすれば異国の地でした。娘のことを思った王妃は媚薬を使うことにしました。その媚薬は飲んだものに永遠の愛を誓わせる魔力を持っていたのです。計画ではイゾルデとマルク王に飲ませるはずだったのですが、騎士トリスタンとイゾルデが飲んでしまいました。媚薬の効果によってイゾルデとトリスタンは愛し合いました。そしてついにトリスタンは国外追放となるのです。</p>

<p>話はそこで終りません。それから年月がたちトリスタンには新しい妻ができました。ある日戦で瀕死の状態となったトリスタンはイゾルデに使者を出しました。イゾルデが来たならば白い帆を船に挙げて、来なかったら黒い帆を上げるように命令しました。トリスタンにはすでに船を見ることもできない状況でした。トリスタンの妻は嫉妬に駆られて帆の色は黒だといいました。トリスタンの問いかけに嘘をついたのでした。</p>

<p>イゾルデはトリスタンに会いに来ていたのです。船には白い帆が揚げられているのでした。妻の言葉を信じたトリスタンは絶望のあまりイゾルデの名を呼んで死んで行きました。すでに亡骸となったトリスタンを見たイゾルデも悲嘆にくれて息絶えてしまうのです。</p>

<p>二人の遺体はマルク王によって埋葬されました。二人の墓を作ったのです。その墓には不思議な事が起こるのです。寄りになるとトリスタンの墓からツタがイゾルデのところへ伸びていくのです。何度切ってもそのつるは伸びていくのでした。亡骸となってもまだ媚薬の効果があったのでしょうか。男女の愛の強さは想像を絶するものだったのです。</p>

<p>その後、マルク王は蔓を切らなくなったということです。男女の出会いは運命を変えてしまうものですが、これほど悲しい結末はないでしょう。あの世で二人は幸せに暮らしているのでしょうか。</p>]]>
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    <title>山で出会った人たち</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:51:39Z</updated>

    <summary>山にはロマンがあります。自然の中にいるだけですがすがしい気持ちになるのです。多く...</summary>
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        <![CDATA[<p>山にはロマンがあります。自然の中にいるだけですがすがしい気持ちになるのです。多くの人たちとの出会いがありました。その中で出会った山男のことを紹介しましょう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>休日に僕がよく訪れる山は三段峡というところです。全長13キロにおよぶ渓谷で見どころは５大壮観（黒淵、猿飛、二段滝、三段滝、三ツ滝）と呼ばれています。入口から３キロぐらいを歩くと黒淵の渡船場が見えてきます。50代くらいの日焼けした船頭がいました。僕は初めて会う人との会話が好きです。山歩きをしているとそのような出会いがあるのです。</p>

<p>僕はぼさぼさ頭の船頭に大山椒魚が見られるかを聞いてみました。昔ならば貴重なタンパク源であった大山椒魚は地元ではハンザキと呼ばれる魚です。現代ではあまり食べる人はいないようです。私の問いかけに船頭は喜んで答えてくれました。いろんな話が出てくるのでした。こないだまで黒淵壮の水槽に入れていたけど、もう逃げてしまったこととか、天然記念物のように珍しい時期もあったが最近は増えてきている、ウナギよりもおいしい味がするといったことを話してくれるのです。</p>

<p>最近は食べていないのかという私の問いに、若いものと一緒の時に食べているという返事でした。彼は話すのが嬉しそうでした。それから、自分流の調理方法を教えてくれました。生臭さを取ることや皮のむき方などです。彼の話はいつまでも続きました。私も聞くのが楽しかったのです。大山椒魚を見られなかったことよりも彼の話を聞けたことで、その日の目的が達成されたような気がしました。</p>

<p>話の内容はたいしたことではありません。しかし、その言葉の中に山男の自然観というものが見えていました。大げさな話しぶりは人を楽しませようとしているのかもしれません。そんなことは関係ないのです。彼に出会ったことが今でも懐かしく思い出されるのは、彼との出会いが私の中で大きな出来事であったということでしょう。</p>]]>
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    <title>再会は突然に</title>
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    <published>2009-11-19T16:51:39Z</published>
    <updated>2009-11-19T16:56:06Z</updated>

    <summary>日常生活は偶然の積み重ねかもしれません。日常の中で偶然の出来事というのはありふれ...</summary>
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        <![CDATA[<p>日常生活は偶然の積み重ねかもしれません。日常の中で偶然の出来事というのはありふれたことなのかもしれないのです。私の先日の経験をお話しましょう。</p>]]>
        <![CDATA[<p>仕事柄、昼食は軽くすませることが多いのです。だいたいはスーパーやコンビニで惣菜とか弁当を買ってきます。その日もいつものようにスーパーの総菜売り場にいました。そこで出会ったのです。懐かしい顔でした。もう10年以上も前になるのかもしれません。いつあったか忘れてしまうほど昔に彼女に会っているのです。しっかり顔だけは忘れていませんでした。</p>

<p>10年前は変わった趣味を持っていました。夜明け前の公園に行って、そこで夜明けを待つという趣味です。時々はお酒を飲んだりしていました。たまには人がいることもあります。会話をして楽しむこともあったのでした。その一時がとても楽しかったのです。彼女もその公園で出会いました。</p>

<p>彼女は風俗嬢で、彼との関係で悩んでいたのです。私は彼女と会話をした後でメールアドレスの交換をしたのです。それからは時々連絡を取り合う友達のような関係が続きました。彼女の話によると彼とは別れてしまっていました。風俗の仕事もまだ続けているようでした。連絡はだんだん疎遠になり、いつしか途絶えてしまいました。それっきりだったのです。</p>

<p>それがどういう偶然でしょうか。街中でばったり出会ったのでした。彼女は私には気づいていない様子でした。彼女の後ろにはかわいい女の子がいました。たぶん彼女の娘でしょう。もちろん私は声をかけることはしませんでした。彼女が気づかないうちにその場を去ったのです。</p>

<p>彼女に出会ったことにどのような意味があったのかはわかりません。しかし、彼女とそばにいた娘のことを見て、うれしくなった私がいるのでした。その日は一日中いい気持ちでいたことは言うまでもありません。</p>]]>
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